愛犬とのキャンプはいつもに増して楽しいものです。しかし、犬連れキャンプを楽しむ際には気を付けなければならないことがあります。犬が苦手な人もいるため、愛犬とのキャンプでは常に周りに注意を払うようにしましょう。注意点を具体的にまとめてみましたので、ご参考までにご一読ください。
キャンプ場で特に気をつけたいこと
■無駄吠え対策
飼い主さんがキャンプ場で一番気を付けなければならないことかもしれません。普段は無駄吠えをしないワンちゃんでも新しい環境への興奮や不安になったり、野生動物に反応して吠えてしまうこともあります。基本的に無駄吠えは多くの方への迷惑となります。もし吠えたらすぐにやめさせる日々の躾けが必要となります。
対策としてキャンプ場に来る前に愛犬をできるだけ遊ばせておくことや、退屈させないようにガムなどのおもちゃを用意し、気を紛らわせられるようにしましょう。特に夜間の無駄吠えは周囲への迷惑がかかるので、すぐに起きて犬を静かにさせ無駄吠えを早めにやめさせることが重要です。
また、人が少ない時期や平日など、キャンプの日程を調整することも一つの対策です。テントを張る場所も人通りの少ない場所を選ぶことで、無駄吠えの発生を減らすことができます。
■排泄物の処理
排泄物はそのままにせず必ず処理してください。おしっこをしたら必ず水をかけるように(シャワーになるようなペットボトル等)、フンをしたら必ず回収してください。最後に撤収して帰る際には1度サイトを確認してください。
■リードは常につないでおく
犬が苦手な人もいますので、場内では常にリードを使用し愛犬をすぐコントロールできるようにしておきましょう。サイト内ではケージやソフトケージの利用をお勧めします、ワンちゃん達の落ち着ける場所にもなります。
気をつけたいこと
■脱走
花火や車のアラーム音など大きな音に驚いて脱走してしまうことも考えられますので、想定外の大きな音には特に気を付けましょう。
■最低限のしつけ
呼び戻しやハウスなどのコマンドは、万一愛犬が逃げ出してしまった場合にも有効です。日頃から教えていると安心です。
■ブラッシング
キャンプ場でのブラッシングは控えましょう、家でブラッシングをしてからくると毛が飛びにくくなります。犬種や時期で毛が抜けやすい場合は帰る際に必ず回収しましょう。
■拾い食い、つまみ食い
森の側にあるキャンプ場なので、ワンちゃんには興味を引くものばかりです。毒キノコや食べ残しが落ちている場合もあるので、拾い食いはさせないよう注意してください。
その他
■初めての愛犬とのキャンプ
初めて愛犬を連れて行く場合は、すぐにお泊まりキャンプに挑むのではなく、まずはデイキャンプで慣れさせることをおすすめします。また、無駄吠えを止めれない場合は、しつけが進んだ後や落ち着いた年齢になってからキャンプを試してみることも考えてみましょう。
■キャンプ場の予約時に犬連れと記載
最近、キャンプ場予約サイト「なっぷ」からご予約をいただく際、要望欄に「大型犬2匹」など記載してくださるお客様が増えてきました。キャンプ場スタッフにとっても役立つ情報となっております、ありがとうございます。引き続きご記入いただけますと助かります。
犬連れのキャンプは気にしなければならないことが多いですが、適切なマナーを守り、環境や周囲への配慮を忘れずに行うことで、愛犬とのキャンプを心地良く楽しむことができます。キャンプ場周辺を散歩したり、森を観ながらのんびり過ごしたり、愛犬と思い出に残るキャンプができるように努めましょう!